国家資格である保健師になるためには試験を受ける必要がありますが、この試験を受ける条件の一つとして看護師の国家試験に合格した者とあります。大学や4年制専門学校で両方の資格を取得された方もいらっしゃいますが、看護師の国家試験に合格されて国内にいくつかある養成学校で学んでから試験を受ける方もみえますのでこちらのケースをみていきましょう。
養成学校は、北海道東北地方や関東方面に中部地方であったり近畿や中国と四国に九州地方といった国内の主要地域にありますから、住んでいる近くでも養成学校を見つけて学ぶことができそうです。試験の概要としましては、例年2月の中旬から下旬頃の一年に一回国家試験が行われていて、公衆衛生看護学や疫学と保健統計学に保健医療福祉行政論といった分野から問題が出題されます。午前と午後にそれぞれ55問出題されますが、看護師の国家試験問題と分野が重複しているところがあるので合格率は80%を超えているようですから挑戦されてはいかがでしょう。
すでに看護師免許を取得している方は、養成学校で公衆衛生看護学や疫学と保健統計学に保健医療福祉行政論等について学ばれ国家試験の合格を目指すことをおすすめしたいものです。