大学を卒業予定の学生のタイプによって希望する就職先は多種多様ですが、安定した企業へのニーズが大きいです。特に通信系企業は月々の料金収入が得られるために業績も安定しており、とりわけ学生からの評価も高いです。
しかし新卒を大量に採用している業種も大人気であり、特にメーカーを志望する大学生が多いです。モノづくりに興味を持つ人はメーカーの求人に積極的に応募しており、そのために採用される学生の質も高まっています。理系の学部出身者であれば、メーカーでは研究職として活躍することも可能です。
したがって大学で学んだ内容との連続性もあり、仕事へのやりがいを強く持つことができます。一方で文系の大学生が選んでいるのは、営業のスキルが生かせる企業の仕事です。営業職は実力に応じて収入が増えるので、特にあらゆることに全力で取り組む体育会系の学生に適しています。実力重視の職場であれば、30歳までに部課長クラスに昇進できるメリットもあります。
また地元で働きたいと考えている学生は、鉄道会社の求人への応募に前向きです。鉄道会社は地域に密着したビジネスを展開しているのが特徴であり、採用後は転勤のない雇用条件で働くこともできます。